身体の構成成分の約20%を占めるたんぱく質
私たちの身体は一体どんな成分から出来ているでしょうか?私たちの身体もいろいろな元素が組み合わされた化学物質ですが、そんな私たちの体はだいたいこのような割合で出来ています。
『60~70%が水分、15~20%がたんぱく質、10%が脂質、5%がミネラル、1%が糖質』
髪、爪、肌、血液、ホルモン、血管、筋肉など身体のほとんどはたんぱく質からできていますので、しっかりと毎日たんぱく質を摂ることが必要です。細胞は毎日壊されては作り変えられています。つまり、毎日新しい材料=たんぱく質が必要となります。太ることを意識しすぎて、お肉やお魚を避けていると、そこらへんにある古いたんぱく質を使って適当な身体を作ることになります。すると、どうなるでしょうか?健康な身体が作られるでしょうか?お家を立てるときに、そこらへんに捨ててある木材を利用したらしっかりと頑丈な家が建たないのと同じように丈夫で健康な身体が作られません。
たんぱく質が不足すると
健康に気をつけようと食育の勉強を始め、その後、ローフードに出会いました。当時、ローフードの考え方に感動した私は、植物性たんぱく質だけでも十分に人間に必要なたんぱく質は摂取できるとの事だったので動物性食品を一切避けました。
しかし、ローフードを続けていくうちにたんぱく質が全く足りていないと感じはじめ、体重もどんどん低下。髪もぱさぱさして、肌も乾燥気味。気持ちも元気がでずやる気がでない。体重低下は嬉しいことかと思われますが、私にとってはベスト体重を維持していたので痩せていくことに不安とストレスばかりでした。
ローフードは、私の健康を見直す大きなきっかけとなりましたが、動物性食品は一切摂らない事や酵素を摂ることが重要とする考え方に懐疑的なこともあり、長くは続けませんでした。でも、たくさんの果物や野菜を摂取することはとても重要なことですから、これは続けて行きたいですね!
分子栄養学との出会いでたんぱく質の重要性を知った
その後、細胞レベルで人間にとって必要な栄養を考える分子栄養学に出会いました。論理的で根拠が十分にあるこの学問を2014年から勉強を始め、(おかげで父親の肝癌への進行も止める事ができました)たんぱく質の重要性がよくわかり、そして、動物性と植物性の両方から摂取することが望ましいと分かりました。偏った食事法はせず、バランスよく何でも摂りましょう。
私はしっかりたんぱく質を摂るように食事を見直してから体調がよくなりました。卵は必ず毎日食べます。1日2個食べることもありますよ。卵は100点満点のたんぱく質なので、みなさんも是非食べてくださいねっ。
それでは、本日もお読み頂きありがとうございました♪