心の健康

心の健康は、まず自分の人生を生きる事

病気や健康を理解する上で、理論・理屈を勉強することはとても大事です。そして、病気の原因が、有害化学物質の曝露や十分に栄養が足りてないことであることも確かです。

しかし、予防医学を7年勉強してきて思ったのは「自分の人生を生きることがいかに大切か」という事です。

冷静に考えれば当たり前の事なのですが、現代人はストレスに毎日曝され、心が疲れて、うつ病になってしまう人がたくさんいます。うつ病にまではならなくても人生がなんとなくつまらない、上手くいかない、もっと幸せになりたい・・・と思っている人はたくさんいると思います。これはなぜでしょうか。

これは、自分を犠牲にして、他人からの評価を気にし、他人軸で生きているからです。自分の心を無視して生きているからなんです。

ストレスと向き合う

ストレスを溜めるとどうなるでしょうか。

脳の視床下部がおかしくなっていきます。視床下部は、自律神経系、ホルモン系、免疫系(間接的)を司っており、健康の中枢です。つまり、ここが狂えば、体の恒常性が維持されず、病気になってしまいます。

きっと皆さんも「ストレスが病気の原因である」ことはわかっていると思います。

でも、そのストレスとどのように付き合っていけばよいか?について、真剣に向き合っている人がどれくらいいるでしょうか。自分にストレスがあるのは分かっていても見て見ぬ振りをしたり、どのように処理をしたらよいか分からず放置したり、もしくはストレスがかかっていることさえ気付いていない!という事もあります。

リストラ、借金、大切な人との死別、病気、夫婦喧嘩・・・このように明らかにストレスの原因になるものがあります。

しかし、下記ような経験はありませんか。

●友人からの誘いを断れず、行きたくないけど行ってしまった。そして帰宅後は、なんだかぐったりしてしまった。

●本当はハンバーグステーキが食べたいのに、みんなサラダランチを頼んでいるから自分もサラダランチを頼んでしまった。

●早く帰って家族と一緒に夕食を食べたいのに、取引先のお客さんから電話があり仕事を優先してしまった。

ここに上げたほんの一例は、小さいことかもしれません。また、こういったことがストレスだということにも気付かないかもしれません。しかし、このような出来事は日常で頻繁に起こっていると思いませんか?

自分の人生を生きるには

自分の人生を生きるには、ちょっと勇気が必要です。

●友人からの誘いを断れず、行きたくないけど行ってしまった。そして帰宅後は、なんだかぐったりしてしまった。

⇒行きたくないという本心に従い、言いづらいかもしれないけど理由を作って断る。

●本当はハンバーグステーキが食べたいのに、みんなサラダランチを頼んでいるから自分もサラダランチを頼んでしまった。

⇒1人だけハンバーグステーキって場違い?と思われるかもしれないけど、ハンバーグステーキを食べる。

●早く帰って家族と一緒に夕食を食べたいのに、取引先のお客さんから電話があり仕事を優先してしまった。

⇒家族との夕食を優先する。※緊急の仕事で、どうしても仕事を取らなくてはならないときはそちらを優先しましょう。

断ったら相手に申し訳ないなあ~・・・という気持ちから、自分の心を後回しにして小さなストレスを自分で作っています。でも、勇気を出して行動に移した後は、気持ちがほっとして緊張がほぐれるはずです。

『自分はどうしたいのか?』人生は選択の連続です。

他人ではなく、自分の心を大切にしないと知らず知らずストレスを蓄積していってしまいます。ここに気付いて、まずは小さいことから始めてみて下さい(^^)