糖質 ◆予防医学の知識と栄養

イライラする原因は甘い物の食べ過ぎ

投稿日:2017年9月2日

血糖値について

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のことを言います。血糖値が高いとか低いとか聞くと、糖尿病患者さんだけが気にする事とイメージするかもしれませんが、血糖値を安定させることは健康な人にとっても非常に大切なことなのです。

普段の生活では、健康診断などの時にしか血糖値を知る機会がありませんが、日常でも血糖値の上昇を防ぐことを心がけたりすることが生活習慣病予防になります。

今日は、血糖値を上げてしまう「甘い食べ物」について、考えていきましょう!

甘い物を食べると身体の中では何が起こっているのか

甘い物=糖質は、私たちの重要なエネルギー源ですので摂取することはもちろん必要です。すぐにエネルギーが欲しいときにチョコレートなどの甘い物は重宝します。しかし、これが頻繁に起こると大変なのです。それは、血液中では、血糖値が常に一定に保たれるような仕組みになっていますが、それが崩れてしまうと高血糖になったり、低血糖になったり、そして、糖尿病へと進行してしまうと合併症までおこります。怖いですね。

さて、甘い物を食べると、膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。糖質は、ブドウ糖という単糖に分解されて腸から吸収されます。そのブドウ糖が血液中に入ると、血液中のブドウ糖の濃度(量)が上がりますので、一定値に戻そうとしてインスリンが働きます。インスリンは、ブドウ糖の量を下げるホルモンです。

血糖値を急上昇させるもの

ケーキやチョコレート、清涼飲料水などの甘い物を摂取すると、吸収スピードが速く血糖値が急激に上がるので、膵臓が慌ててインスリンをどばっ~と大量に分泌します。こうなると今度は急に血糖値が下がってしまうので、すぐにまた甘い物が欲しくなります。こんなことを繰り返していくとやがて低血糖状態が続いてしまって、頭がぼ~としたり、やる気がでなくなってゆきます。

また、この状態に反応して血糖値をもとに戻そうと副腎からアドレナリンなどの血糖値をあげるホルモンが分泌されます。アドレナリンは、怒りのホルモンと言われるほど攻撃的なホルモンです。このアドレナリンが頻繁に分泌されていたらどうなるでしょうか?そうです、これがイライラの原因になるのです。

甘い物をよく食べる方で、最近はちょっとしたことでもイライラする、という方は注意してみて下さい!これは大人だけではなく、子どもにも当てはまることで「すぐに切れる」人が増えたのは、食と大きく関わっているのです!

それでは、今日もお読み頂きありがとうございました♪







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