日用品/化粧品/食品など ◆有害化学物質の知識

ヘアカラーや白髪染めでよくあるトラブル

投稿日:2017年4月28日

ヘアカラーの刺激臭

みなさんも経験があるかもしれません。白髪染めや髪を明るく染めようと市販のヘアカラーをドラッグストアなどで購入し、パッケージを開けてクリームと液体を混ぜて染料を作っていると、部屋中がものすごい刺激臭で充満し頭痛が始まったり、いざ髪に染めていくと今度は頭皮がひりひりと沁みたりなど。

母は元美容師なのですが、私が学生の頃、よく母に髪を染めてもらいました。その度に、あの臭いと頭皮のひりひり、そして頭痛が起こりました。また、母も昔はよく自分で髪を染めていました。結婚式場や子供写真館などでヘアや着付けをする仕事をしていたので、白髪頭でお客様と会ったら恥ずかしいからと、2週間に1回のペースで白髪染めをしていました。

白髪染めで化学物質過敏症

そんな母が、毛染めをするたびに、顔にアレルギーのような反応が出るようになってしまったのです。症状としては、目の周りと口のまわりが赤く腫れ上がります。1度でると、痛痒く、数日から1週間以上腫れがひきません。毛染めに含まれる何かの化学物質に反応しているのだと思いますが、その化学物質の特定はとても難しく、とにかく母の体は、そういった化学物質に敏感に反応するようになってしまったのです。

なぜこういった事が起こるのでしょうか。それは、有害物質は体にどんどん溜まって、もうこれ以上体内には溜められない、というところまでくると排泄器官のひとつである皮膚から毒を出そうとします。コップの中のお水がいっぱいになってしまい、あふれ出てしまったイメージですね。こうなると、

①毛染めを止めて、

②体内のデトックスをし、体の中を綺麗にしてから、

③安全な毛染めを使う

この過程を試してみることが一番です。しかし、Aという毛染めがダメならBという毛染め・・・C、D・・・と、母は色々なメーカーを変えるだけで、その度にアレルギーのような反応がでてしまいます。メーカーを変えても、使われている成分がそれ程変わらないのであれば当然の結果ですね。

その後、病院で勧めてもらった毛染めを試してみます。「病院で勧めているものだから、きっと大丈夫」と言っていましたが、やはり反応がでてしまいました。そして、「自然なものからできているのが安全」と、天然100%のヘナにもトライ。しかし、これでもやっぱり反応してしまうのです。

植物性100%のヘナでヘアカラー

これは、100%植物だとしても、栽培方法や栽培地域(化学工場がすぐ近くにあったりして汚染されている環境)によって必ずしも植物性100%だからよいわけでもないのです。結局ヘナの何が原因かは不明でしたが、これもだめでした。こんな母の行動は1年ほど続き、私が探したアメリカ製の安全な毛染めを使う事になりました。

そして母の最初の一言は「これ、全然臭くないわね!」でした。あのツーンとした嫌な臭いで部屋中が臭くなることもなく、そばに赤ちゃんやペットがいても、安心して使えるものでした。

化学物質を3つに分類

化学物質というのは、

1.危険なもの

2.危険かもしれないし、危険じゃないかもしれないという曖昧なもの

3.安全なもの

に分類することができます。

もちろんどの会社も、1.危険なものは使ってはいけません。しかし、2.危険かもしれないし、危険じゃないかもしれないというグレーゾーンのものに規制はないため、メーカーは使う事ができます。そして、3.安全なもの。なら安心していいかと言うと、そうでもありません。なぜなら、あくまでも単体が安全であるということが前提で、A+Bと組み合わさる事で危険な化学物質になるものもあり、多くのメーカーはここまでは調べていないようです。

その後、母には毛染めから3日過ぎた頃に様子を聞いてみました。翌日には顔や目が腫れて大変な状態が、そういった反応は一切なく、毛染めしたことをすっかり忘れていたくらいだったのです。そして、仕上がりもとても綺麗で1ヶ月以上染めなくても大丈夫なので、毛染めのペースも減り本当によかったです。

安全なものを選ぶこと=自分の健康を守ること、につながります。

それでは、今日もお読みくださりありがとうございました♪







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