「食べる」という事
私達は1日3回、朝食・昼食・夕食を食べます。食べることは当たり前ですが、なぜ人は食べるのでしょう?なんのために食べるのでしょう?お腹が空くからでしょうか。食べないと死んでしまうからでしょうか。どちらも、正解です!しかし、もう少しだけわかりやすく、詳しく説明してみましょう。
細胞が求める栄養
私たちの身体は60兆個の細胞が集まってできています。だから、生命活動に必要な材料(栄養素)を60兆個の細胞へ届けて、私たちの身体に必要なエネルギーや様々なものを作ってもらわなければなりません。そのために食べることが必要なんですね。細胞には常にブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素で満たされている必要があります。
だから、無理なダイエットや間違ったダイエットをしてしまうと、身体を作る材料が足りなくなって、例えば、髪や肌がボロボロになったり、筋力が衰えたり、体力がないと感じたり、身体に何らかの不調や悪影響が起こってしまいます。最近、野菜しか食べないダイエットが流行ってきたせいで、若いOLさんが脂肪肝になって自宅で倒れているケースも多いようです。
美意識が高い日本人女性
日本人女性は、美意識が世界と比べて高いと聞いたことがあります。痩せ願望もとても強く、そんなに太っていない女性でも「痩せたい」と言っているのをよく耳にしますよね。しかし、体重が少なければ見た目が綺麗で健康かというと、そういうことではありません。40kg代に憧れるのは、女優さんやモデルさんの影響でしょうか。しかし、数字はあまり意味がありません。細くても体脂肪率が高い人と体重が多くても筋肉が多い人では見た目が全く違います。
食べないダイエット程、失敗に終わるケースが多いことを知ってください。そして、妊娠や老後に大きく影響してきます。ですから、健康になりたい、綺麗になりたい、という方は必ず「3食しっかり食べる」、「バランスよく食事を摂る」ことが何よりも大切です。それが心身を健康にする一番の秘訣なんです。
それでは、本日もお読み頂きありがとうございました♪