環境ホルモンは身近なところに
みなさん、カップ麺はお好きですか?よく食べますか?私はほとんど食べないのですが、時々ジャンクなものが食べたくなるとカップ麺を買おうかなと思います。日本には数多くのカップ麺があり、どんどん味も美味しくなって、現在では約900種類もあるそうです。袋麺も入れると1000種類以上にも及ぶとか!保存性も高いですし、お値段も手軽ですので消費者にとっては有難いですね。
これだけ私たちにとって身近な食品で、なくてはならないカップ麺。しかし、実は気をつけたいことがあります。それは、「環境ホルモン」です。
カップ麺容器は、材料が”スチレン”と言うもので、これがいくつか繋がったスチレントリマー・スチレンダイマーからできているのですが、この化学物質が問題視されています。それはなぜでしょうか?
熱と油に要注意!!
環境ホルモンは、熱と脂によく溶ける性質があります。ですので、カップ麺にお湯を注いだ瞬間、スチレントリマーなどの環境化学物質が溶け出てきてしまいます。これらは体内に入っても痛くも痒くもなりませんので全く気が付きません。急性毒であれば、吐いたり下痢をしたりするので分かりやすいのですが、慢性的に蓄積していくため、症状が現れづらく、軽視されがちなんですね。
そして、体内に吸収されると溜まりやすい場所があります。それは、脂肪組織です。脂肪に溶けやすいので体脂肪が多い方は、ちょっと注意が必要です。ダイエットをして体脂肪を落とす事で多少解毒されますので是非頑張ってみましょう!
陶器の器に移し替えてからお湯を注ぐ
それじゃあ、もう大好きなカップ麺が食べられないじゃないか!?いえいえ、そんな事はありません。お湯を注ぐ前に陶器の器に移せば良いだけです。これだけで、環境ホルモンから身を守れるのであれば簡単ですね!小さい努力ですが、こういった事がとても大切になります。
それでは、本日もお読み頂きありがとうございました♪