分子栄養学とは

細胞/遺伝子レベルで考える

「分子栄養学」と聞くと、なんだかとても難しく聞こえます。専門的な知識がないと説明を聞いても、さっぱり分からない。。。きっとこれが多くの方の反応だと思います。私も以前はそんな状態でした⇨こちらも参考に☆

私たちの身体(個体)を分解していくと心臓や肝臓などの組織レベル(大きな分子)になり、それをさらにばらばらに分解すると細胞レベル(組織レベルよりも小さな分子)になります。そして、さらに分解すればもっと小さな分子になり、最終的に原子となっていきますね。※原子は、身体の最小単位です。(実際は、さらに小さいのですが)

今の医学は、身体・組織レベルで病気や治療を考えていきます。しかし、分子栄養学では、そういった大きな分子で病気や治療を捉えていては根本的な解決にはならないため、細胞レベル、さらに遺伝子の視点から病気、治療、予防について考えてみよう。そして、そこには栄養が大きな役割を担っている、という事です。これをアメリカや日本のお医者さまなど各専門家が(日本ではまだ認知度は低いものの)医療に取りいれ実践されています。また、アメリカで今最も研究されている分野がニュートリゲノミクス(栄養が遺伝子にも影響を与える)と言われています。

健康維持の条件

私たちの細胞は、60兆個から出来ています。その細胞ひとつひとつが健康であることが、私たちの健康維持に必要な事です。では、その細胞ひとつひとつが健康である条件とは何でしょう。

1. 私たちは日々さまざまな化学物質に囲まれて生活しています。その中には有害な化学物質も多く存在しています。そういったものは、口、気道、皮膚を通して私たちの身体に侵入してきます。細胞にはこういった有害物質が溜まっています。まずは、細胞に溜まったこれらの有害物質を解毒し、綺麗にしてあげることが必要です。

2. 綺麗になった細胞が、また有害物質に汚染されては同じことの繰り返しです。大気汚染や排気ガスなど自分ではコントロールできないことに関しては仕方ありませんが、食品添加物が多い物、薬の常用、ステロイド剤、石油化合物からできた香料、いわゆる環境ホルモンと呼ばれるものを避けるようにしましょう。

3. 細胞が正しく機能するためには、細胞が必要とする栄養素と最適な栄養量をしっかりと摂ることです。有害物質で満たされていた細胞は綺麗になりましたので、そこに今度はたくさんの栄養で満たしてあげましょう。毎日の食事はきちんとバランスよく食べて下さい。これがまず基本です。毎日の食事で補えないものはサプリメント(栄養補助食品)で補います。普段の食事をおろそかにしてサプリメントだけとってもダメです。そして運動、睡眠、ストレス管理などの生活習慣も正します。

すでに疾患がある場合は、上記3項目にプラスして多量の栄養素が必要な為、普段の食事から摂取するだけでは到底足りません。その為、効率よく栄養素を吸収するためにサプリメントが必須となります。栄養素の成分はもちろん、吸収率や安全性を特に重視します。市販されている安価なサプリメントは合成品や原材料の調達がどこからされているか分かりませんのでお勧め致しません。治療目的で分子栄養学を活用する場合は、しっかりとした専門家やお医者さまのもとで行ってください。