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身体の中の焦げは老化を加速する!

投稿日:2017年9月10日

糖化ってなんだろう

「酸化」という言葉はよく聞きますが、「糖化」という言葉も最近では聞くようになりましたね。でも、糖化って何だか分かりますか?これは、体内でたんぱく質と余分な糖質がくっついてしまい、たんぱく質が変性、劣化(老化)してしまう事を言います。

卵や牛乳などたんぱく質をたくさん含んでいるものとお砂糖を混ぜて作るパンケーキがイメージしやすいかもしれません。これらを混ぜたミクスチャーをフライパンで焼くとふっくら、こんがりしたおいしいパンケーキができあがります。これが「糖化」というものです。

出来立てのパンケーキを食べるのは楽しいですが、この”こんがり”少し茶色くなった部分と同じことが私たちの体内でも起こっています。そして、病気や老化の原因となるのです。そう思うと、ちょっと甘い物を控えなければと思いますね。

最終糖化物質「 AGEs」

もう少し専門的な言葉でいうと、糖化はたんぱく質が変性、劣化して、最終的に体内にAGEsという物質ができて蓄積されていくことを言います。このAGEsが蓄積していくと、皮膚の老化(お顔のシワやたるみも糖化が原因なんですよ~)、動脈硬化、がん、アルツハイマーなどの病気に繋がっていきます。

私たちの身体の構成の20%はたんぱく質で出来ており、筋肉、血管、皮膚、内臓、骨、髪、爪、リンパ管など全身に存在していますから、糖分を摂り過ぎてしまうとこれらのたんぱく質と結合して、AGEsがどんどん作られてしまうのです。

糖化を予防するには?

では、どうしたら糖化を避けることができるでしょうか。残念ながら、私たちが生活していく上で糖化を100%避けることはできません。糖質の摂り過ぎに注意したり、やはり食事でしっかりと栄養を摂ることをを心がけてゆくしかありません。その中でも、大豆イソフラボンは血糖値を下げる効果がありますので積極的に摂られると良いと思います。桑の葉は、糖の吸収を抑えますので食事の前にお茶などで飲むと良いですね。また、世界三大美果と言われるマンゴスティンは抗糖化作用があります。

但し、極端に糖質を制限するとエネルギーが作られず疲れやすくなったり、頭がぼ~としたりしますので、お米などの炭水化物はしっかりと摂取してください。間食やデザートの摂り過ぎ、ご飯を何杯もおかわりする等のことに気をつけ、少しでも糖化が進まないように取り組みましょう★

それでは、本日もお読み頂きありがとうございました♪







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